景教資料館

景教とは

景教は、西アジアのユダヤからシルクロードを通って、中央アジアを通り、東アジアの唐代の中国に伝わった東回りのキリスト教です。

781年に西安に建った碑には1700字以上が刻まれ、聖書の教えが書かれています。内容は、天地創造と人間の堕落、メシア(キリスト)が来られたこと。635年に宣教師が来て、皇帝の許可を得て全国に布教したことが書かれています。

景教とは,景=大きな光、イエスの教えの意味です。イエスが「わたしは世の光である」とか「すべての人を照らす真の光」として来られたことを表現して言われた言葉でしょう。

景教は、西方教会のローマ・カトリック教会とは違って、東方教会では、イエス・メシアと表現します。碑には弥施訶と表記。またマリアを神の母(生神女マリア)とか聖母とも呼ばず、人間を偶像崇拝化しません。景教はプロテスタント諸教会と似ています。

「日本景教研究会の資料より抜粋」

景教碑文及び解説について詳しくは書籍「景教」日本景教研究会代表、川口一彦著 イーグレープ出版があります。

 

 

日本人とネストリアン

国際日本文化センター助教授井上章一氏の国際シンポジウム記事 (クリックしてくださいPDF記事が開きます)